コンビニの外の壁に寄りかかる。
「いきなり話しかけてごめんね」
「……いえ…」
……本当だよ…
心臓が持たない。
「いつも来てくれてたね…」
…気づいてくれてたの?
「それおいしいの?」
かんださんは私が買ったレモンティーとアイスの入った袋を顎で差して言った。
「あ、めちゃくちゃ!!」
「先週売り切れちゃっててさぁ…ごめんね」
「………うん…」
ちゃんと…
知っててくれたの?
運命って、
よくわからない。
だって今のこの状況も…
何もかも突然。
考えてもいなかった事。
私は…
このよくわからない
運命に、
賭けてみたくなった。