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「よし!今日は終わり!」



信也さんのその台詞でもう二時間も時間が経ったことに気づく。



「うわ~めっちゃ充実した!!信也さん教えるのウマ!!」

「だろ~?だてに浪人してねぇんだよ」

「信也さんて浪人したの??」

「うん。だからお前の2つ上だな。今年20」

「へぇ~…あ、気になってたんですけど」



私がずっと気になってたのは、一つしかない。



「なんでそんな肌黒いんですか?」

「…あぁ、俺さ、ヨット部なんだよね」