「なぁ、いつから?」 そんな事を目の当たりにしても、やっぱり気になっちゃうわけで。 ナナの視線が痛かったけど…… 「書類を書きに来た時に、初出勤日を決めるみたいだからね。まだ未定ってなってるよ」 ――なんだよ。 ってガッカリしたけど、ナナの目の前だしあからさまに肩を落とすわけにはいかなかった。 後で叔父さんに聞けばいいか、なんて思いつつ爆弾おにぎりをちまちま食べ続けた。