「ほう。そういう事か……まぁでも遼太なら何をもらっても喜ぶと思うけどね」 「さすが友里。分かってんじゃん」 「それより今日空いてる?」 「もう飲みには行かない!」 先に釘を打ったものの、友里はきょとんとしている。 「ちがくて……普通に喫茶店かなんかで相談のってあげようとしただけだけだよ。何勘違いしてんの? だせぇ~」 「う、うるせぇ! それに――もういいから」 「え?」