出会った本棚に近づき、思わず歩く足が速くなる。
そして、その筋へと曲がろうとした途端…
何かにぶつかった。
本の床に落ちる音と…鈍い何かが倒れた音…。
そして…
「…った~!!」
ティースは、自分とぶつかり床に倒れた人物を見下ろした。
そして、驚く。
それは、自分の探していた彼女だったから…。
少しの間、どうすべきか思考まで止まってしまっていたが、ハッと我に返り、声をかける。
「す、すみません…大丈夫ですか…?」
「大丈夫…です…。ごめんなさい。私の方こそ…
あれ?」
エルフの少女は言いながら顔を上げ、ティースを見る。
そして、首を傾げ尋ねた。
「…この前、本を取ってくれた方ですよね?」
と。
その一言で、ティースの胸が高鳴った。
自分を覚えていたことに喜びを感じつつ。
そして、その筋へと曲がろうとした途端…
何かにぶつかった。
本の床に落ちる音と…鈍い何かが倒れた音…。
そして…
「…った~!!」
ティースは、自分とぶつかり床に倒れた人物を見下ろした。
そして、驚く。
それは、自分の探していた彼女だったから…。
少しの間、どうすべきか思考まで止まってしまっていたが、ハッと我に返り、声をかける。
「す、すみません…大丈夫ですか…?」
「大丈夫…です…。ごめんなさい。私の方こそ…
あれ?」
エルフの少女は言いながら顔を上げ、ティースを見る。
そして、首を傾げ尋ねた。
「…この前、本を取ってくれた方ですよね?」
と。
その一言で、ティースの胸が高鳴った。
自分を覚えていたことに喜びを感じつつ。