「一緒にいたいって思う半面…ダメだって………強く……強く思った。その時は…保の気持ち、知らなかった……だから…私、セフレだと思って…辛かった。
「でも、今は…わかってるからいいじゃん。」
「ダメだよ……保は私を好きなんじゃないよ…ただ依存してるだけ。毎日、一緒にいたから…毎日、話して…ご飯食べて…私が生活の一部になってただけ。」
「俺の気持ちを否定すんの?」
否定…ずっとし続けてたね。でも、これは否定じゃない…事実なんだ。保は受け入れないと…いけないんだよ。だから…
「受け入れてる…でも、保の好きはいつからか依存になってるはず。だから、私といてドキドキする?しないでしょ?私のこと考えて…ドキドキしたり、楽しくなったり、不安になったり…しないでしょ?」
「…なに子どもみたいなこと言ってんだよ。あゆみのことはいつも考えてる…それに手にとるように全部…わかる。それも好きじゃねぇのかよっ!!!」
声を荒げる保は…怖い。
けど…わかってもらわないと…ダメなんだよ。