それから…私は保からのメールと電話を無視。
閉鎖するのがムリと思った窓も雨戸とカーテンを閉め…鍵をかけた。



「…………」



「あゆみ、大丈夫?」



「なにが?」



「いや…元気なさすぎ。最近さ…」



「そぅ?」



「正確には保と距離をとるって言った日から。」



「…ごめん……翠。」



「謝んなくていいから…もしかしてさ…離れて初めて保をスキなったりした?」



「………」



連絡をとらなくなって…二週間。長いようで短い。
保の顔すらみていない。



その間に保を好きに…?
そんなの……



「ありえないよ。」