『ただいま~』

『あっ!!ママだ!』

ぼくはとりあえず普通のぬいぐるみのように喋らないでじっとしていた。

『あらあら!!千秋ちゃんどうしたの?』

『え?!いや…お菓子作ろうとしてちょっと失敗してさ…』

『そうだったのね~』

『私って本当に不器用でさ~…』