手紙を四つ織りにしてから、ぼくは窓際に立った。

そして空に向かって―

『レイルさぁ~ん!!!』

・・・・。

「少しうるさいですよ…」

『レイルさん!!あの…』

「空まであなたの決意は届いてました…。本当に良いのですね?」

ぼくはゆっくりうなずいた。