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『美味しかった〜!!ごちそうさま』


「愛夢ぱぱ帰ってくる前にお風呂入ってきなさい」


『はぁーい』



「俺も一緒に入ろっか?」



『ばか!!しね!』



「愛夢照れてる〜可愛い〜」



何なんこいつ!!

人をおちょくりやがって!!




もうさっさとお風呂入ってしまおっと




























『はぁ〜さっぱりした!!』

私は濡れた髪をタオルでふきながら自分の部屋へと向かった









ガチャ








「お前おせぇ」


『だから何であんたがここにいんのよ!!』



「待ちくたびれたんだけど。責任とってね?」


『仕方ないじゃん!!女の子は半身浴したり長風呂したりするの!!ってか責任って何よ!勝手にあんたが待ってただけじゃんか』


「んなツンツンすんなって(笑)」



『全部あんたのせえじゃんか!』


「何が?」


『あんたがー…「祐也」



『は?』


「あんたじゃなくて祐也。俺にも一応名前ってもんがあんだわ」


『…………』


「ちゃんと祐也って呼べ」



『…うん。』



「わかればよろしい!愛夢こっちおいで」


私は祐也の側へと歩き出した


「何?えらい素直じゃん(笑)」




『うるさい//』


「かーわい」


『おちょくらないでよ!!』


「はいはい(笑)てか濡れ髪って燃えるっつーか萌える?」


そういって祐也は私の髪を指に絡める


『は?!意味わかんないし』



「んなの男にしかわかんねえよ。しゃーねぇから俺がお前の髪乾かしてやる」



『ありがと……』



祐也は私の濡れた髪をドライヤーで乾かしてくれた