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キーンコーンカーンコーン




やっと終わったぁ〜








「ねぇねぇ!!」



『へ?』




私は声がした方へと振り向くと、栗色をしたショートヘアの娘が立っていた




「名前なんてゆうの?」


『え?…あっ、高橋愛夢<タカハシアイム>』


「あいむね♪私は宮下瑠璃<ミヤシタルリ>瑠璃でいいから!!」


『う、うん』


「あ〜勇気出して愛夢に話しかけてよかった(笑)」


『何それ(笑)』


「だって愛夢金髪だし凄く怖そうだったし超美人で可愛いから、、なんかここにいる人達と違う生き物ってか、オーラが違う!!いわゆる芸能人ってやつ」


『はっ!?そんなふうに思ってたんだ!!』


「ごめん!!でも愛夢と話して人は見かけで判断しちゃいけないって改めて実感した」


『はいはぃ。もういいよ(笑)』






それから私は瑠璃と番号を交換して家に帰った







瑠璃と友達になれてまぢよかった


あの娘は人見知りとかなさそうだけど私は人見知り激しいから瑠璃がいなかったらこの3年間まともに友達出来なかっただろうな


それに私はいつも見ためで判断されてみんなから避けられたり痛い目で見られる。

だから瑠璃以外にまともな友達なんて今までいなかったし






そんなことを考えてると既に家の前







『ただいま〜』






しーん………。






何だ。誰もいないんじゃん