「ありがとう、そうだよね、明日卒業するんじゃないし。」


「よし、決めた。」


「えっ!?なにが。」


立ち上がろうとした時、思いっきり壁にぶつかって、そのまま、竜樹の方に倒れていった。


――ドテーン


「キャッ!?」


あれ、痛くない。


後ろに人がいるような……?


「陽菜、大丈夫か?」


竜樹!?

寝ながら、抱きしめられてる状態。