日曜日。
俊と私は大きなショッピングモールへ来ていた。
たくさんの買い物をしたけど、俊に言わせると、まだ半分ほどらしい。
俊は買った荷物を両手にぶら下げている。
俊は全部自分が持つと言ったけど、悪いから私も持つと言い、俊の服が入った、大きいけれど軽い袋を私は手に下げていた。
すれ違う若い女の子は、みな俊を見る。そして私に視線を走らせる。
中には品定めするように、私を睨む子もいる。
私達はどう見られてるんだろう? 普通に姉弟に見えるのかな? 恋人同士に見えたらいいのになあ…
「姉貴、喉渇かない?」
「うん、少し」
「じゃあどっかで、なんか飲もうよ?」
「うん、じゃあ1階へ降りよう?」
その時、見覚えのある男性が前から歩いて来た。
俊と私は大きなショッピングモールへ来ていた。
たくさんの買い物をしたけど、俊に言わせると、まだ半分ほどらしい。
俊は買った荷物を両手にぶら下げている。
俊は全部自分が持つと言ったけど、悪いから私も持つと言い、俊の服が入った、大きいけれど軽い袋を私は手に下げていた。
すれ違う若い女の子は、みな俊を見る。そして私に視線を走らせる。
中には品定めするように、私を睨む子もいる。
私達はどう見られてるんだろう? 普通に姉弟に見えるのかな? 恋人同士に見えたらいいのになあ…
「姉貴、喉渇かない?」
「うん、少し」
「じゃあどっかで、なんか飲もうよ?」
「うん、じゃあ1階へ降りよう?」
その時、見覚えのある男性が前から歩いて来た。