それを見た、もう1人の銀歯のオジサン
「怖がってるぜ…可愛いな」
ニヤリと笑うと、銀歯が光る…。


(いや!!)

……逃げたくても、オジサンが腕を掴んで離れられないし…。

ヌルリとオジサンの手の汗が私の腕に絡みつく。


「きゃあああああっ!!」

私は思わず叫んだ。