「あの…一言言っていいか…?」

「なんですか先生。」

「俺…お前の事…好きなんだ。」

「ふーん。………?……は?」

なんていった?今。

「だ、だから…俺…お前の事…す、好きだって…。」

「…あなたは先生ですよね?それで私は生徒です。」

どう見ても危ない関係じゃないですか。付き合ったら。

まぁ、付き合うつもりはないけど。

「それでもいい…それでもいい…!だから…」

「ダメですよ?先生はみんなのモノなんですから。それに私じゃ…」

釣り合わないから。

と言おうとしたけど

笑ってごまかした。

「まぁ、また私が卒業した時にでも告白してください。」

私の気持ちを察したのか

先生はいつものニコニコスマイルで

「そうか。じゃあその時にOKもらえるように頑張るよ。」

「せいぜい頑張ってくださいな。」

「おう。」

そのあと校長に会って

許可を得た。