ファンタジー
完

- 作品番号
- 431985
- 最終更新
- 2011/02/23
- 総文字数
- 132,910
- ページ数
- 212ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 165,226
- いいね数
- 0
王を聖別し、守護するは『一なる騎士』。
しかし、かの者にはもう一つの相反する勤めがあった、王の断罪者としての……。
庭園の花が狂い咲いた夜、一なる騎士は己の真の主に出会った、容赦ない天啓の下に。
『大地』の運命が動き出す。
***********
うまの様、愛水様、雨宮れん様、素敵なレビューをありがとうございます。
この作品のレビュー
大地を豊饒に導く王、そして王を守る一なる騎士。
花が狂ったように咲き乱れた夜、生まれたばかりの王女に会った一なる騎士リュイスは、真の主を知ることになる。
悩む王、役目に忠実であろうとする騎士、彼を愛した侍女、愛されたいと願った王女。命を主に捧げたもう一人の騎士。
彼らの願いは互いに反する物ではなかったはずなのに。女神の意思はどこにあるのだろう。
壮大な世界が、ここに。
「大地の王」を聖別し、守護するのが「一なる騎士」としての勤め。 通常ならば生涯その忠誠は変わらないはず。 しかし、若き「一なる騎士」リュイスは真の主に巡り合ってしまった。 そこから、運命は大きくうねり出し止める事の出来ない流れにのまれてしまう。 丁寧な文章で綴られる、しっかりとした世界観の中に身を委ねてみて下さい。 「大地」から流れる<気>を感じることが出来るはずです。
「大地の王」を聖別し、守護するのが「一なる騎士」としての勤め。
通常ならば生涯その忠誠は変わらないはず。
しかし、若き「一なる騎士」リュイスは真の主に巡り合ってしまった。
そこから、運命は大きくうねり出し止める事の出来ない流れにのまれてしまう。
丁寧な文章で綴られる、しっかりとした世界観の中に身を委ねてみて下さい。
「大地」から流れる<気>を感じることが出来るはずです。
一なる騎士とは大地の王を決める者。
彼が忠誠を誓う者が大地の王として認められる。
大地の王を護る唯一の騎士。
そして王が道を誤れば、断罪することができるただ一人の存在。
一なる騎士の血をひいて生まれたリュイス。
彼は大地の王として自分が選んだ王との間に確固たる絆を結べないでいた。
違和感を抱きつつ一なる騎士としての務めを果たす毎日。
けれどもある日、王の娘として産まれた美しい姫に出会った瞬間、感じてしまった。
彼女こそが『大地の王』であると。
自分は一なる騎士として選ぶ王を間違えたのか。
悩み苦しむ彼の選んだ道は、、、。
是非、ご一読を♪
この作品の感想ノート
雨宮 れん様、はじめまして。
壮大な世界観ですか? 本人は特に意識してなかったり(汗)。
リュイスはメインキャラとしては出ることないと思います、たぶん。
誰かの口から出ることはある程度かも。
さて、一体どうなってしまうんでしょうね。この世界は(汗)。
書込み&レビューもありがとうございました。
はじめまして。連載中から気になっていたのですが、エントリー作品は完結してからと思っていまして。
ものすごく壮大な世界観ですよね。この世界のこれからが非常に気になります。リュイスの物語は終わりだそうですが、続編にも姿を表しそうな…そんなことはないのでしょうか?
素敵な物語ありがとうございました。面白かったです!
愛水様、はじめまして。
書き込み&レビューをありがとうございました。
物語をしっかりと読み取ってくださったようで、とても嬉しかったです。
クレイドルとエイク、気に入ってくださったんですね。この二人は後半セットで出ることが多くて、気がつくと二人で漫才状態に(^^;)。
引き戻すのが大変でした。
『一なる騎士』リュイスのお話はとりあえず、これで終了。
でも、この世界の話はまだ続きます。その先をきちんとした形でいつ出せるのかがわからないのが恥ずかしい限りですが、気長に待っていただければ幸いです。
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