___バタッ!



「っえっ!?」


俺は押し倒されてた。


う・・・
 


遼もう離してよ・・・。


これ以上やったら・・・


俺の心もたないって!



「-だよなぁ~!」

「なになにでなぁ!」


ー救われた。


人の声がした。


遼は俺の手を引いて、自転車に2ケツした。


「ヘヘ。そろそろ行くか。」


「うん」


慣れたカンジで公園に向かっていく。


奈々ちゃんもこの広い背中にピッタリくっついて・・・2ケツしたのかな。




そう考えてるうちについた。



「じゃあ、小枝はお母さんと智美いるろ?俺は後輩と見るから。じゃーな」



「じゃーね」


最後の思い出は2ケツと強引なキスだけ。


変な後悔。


心の中で叫ぶ。