「2ケツで行くか。火祭り行く?」



「うん。」



遼はいきなり近くの薬局で止まった。



「??」


「小枝~。キスしよ」


「・・・・・へ?」


遼は俺の手を引いて奥の方に連れて行った。



立ったままの甘いキス。



(これが最後だね。)


俺は気づかないフリをしてた。


これが最後のキスだって事。

だって・・・

遼の目・・・寂しいよ。


いつもみたいにキラキラ輝いてる目じゃないよ。


何年あんたの事スキだと思ってんの。