---数分後---


俺は地元のショッピングセンターへ向かってた。




ごめん、奈々ちゃん。



俺は弘毅が好きだけど、




俺にとっても遼は大切な人だし、



悲しんでるのは見たくない。



もし遼が頼ってくれるなら支えになりたいし、



突き放してくれるなら遠くから見守っていきたい。



遼が見えた。



「遼!!」



「おう!」



ねぇ遼?



遼は最初から計画していたのかな?



俺・・・遼に会いに来て良かった。



最後の2人きりだね。



付き合っても居ないけど、



最後の思い出作ろうね。