俺は今までなんで・・・


悲しい恋しかしなかったのか。


それわきっと遼しか見てなかったから。



こんなにも近くに・・・


幸せがアルなんて気づきもしなかった。


遼には裏切られてばっかりだったのに、


嫌いになれなかった。


何回裏切られて


何回諦めても


俺には遼しか居なかった。


遼の笑顔にはいつもいつも救われてたから。


でもね、遼にはいつもいつも「奈々チャンのもの」ってゆう壁があった気がした。


何で俺はそれに気づかなかったんだろう?


気づけば…


少しは楽だったかもしれない。

恋をすれば…誰かしら傷つく。

例えば弘毅に恋をして夏見が傷ついたみたいに。


遼に恋をして、傷つくのは俺。



何で気づけなかったんだろう。


遼を好きになればなる程・・・

俺は傷ついてた_。


もう・・・遅いよ・・・