「紀葉さ、あの転校生と喋った??」

「ううん、まだ」

「ふぅ~ん
良い子そうやし喋ってみ」

「良い子そうねぇ…」

納得いかんような顔をする紀葉


何でや??

「何なんかあったん??」

「いや別に
何もないけど」

そう言ってるわりには説得力がない…

まぁいっか!!

「そんなことより早く食べや!!」

紀葉に急かされて止めていた箸を動かす


なぜかさっき、紀葉が言葉を詰まらせた事が引っ掛かって、仕方がなかった