「呼び出して悪かったな」
「ううん、全然
じゃあな~!!」
優に背を向けて歩き出す
「裕芽!!」
優に引き留められて振り返った
「これからもいつもの様に接してや!!」
なんや…
「んなん!!
当たり前やろ!!」
そう言って、うちは優にピースを突きだして笑った
当たり前やん
何考えてんのさ
うちらは、これからも最強で最高の親友やろ??
「おぉ!!
気ぃ付けて行きや!!」
「はーい!!」
と言って、足を下駄箱に向け歩き出した
なぁ、優??
うち、響に絶対想い告げるから…
アンタの想い無駄にはせん
優、ありがとう――…