「ははーん♪
アンタら進展中ねー?」
早織は意味深に微笑みながら
アタシの顔を覗いた。
「ち、違うよ!!
この前の時、アタシ
高校生に間違われて
今でも引きずってるだけ!!」
「ぁ、アタシも大学の入学式
雫の事高校生に見えるーって思ってた」
当たり前かのように早織は言った。
「えぇ!?
アタシそんなに年相応に見えない?」
地味にショックですー…
「まぁ背も低いしねー」
「うぅ…背は仕方ないじゃん!!
成長期はアタシには来なかったのぉ」
高校生ん時まで本気で悩んだよ。
でも、諦めた。
伸びないものは伸びない!!