「内田ぁ!!
注文いーい!?」


内田くんは
アタシたちの席に早足で来た。




「いいよ」


「アタシはアイスコーヒー!!


雫は?」



「アタシ、オレンジジュース」



「アイスコーヒーと
オレンジジュースね!

かしこまりました!!
少々お待ち下さい」


内田くんは厨房の方に行った。



「何かウェイター面してんの
歯がゆい感じがするー…」

早織は白けた目で内田くんが
行った方向を眺めていた。



「えー…だってウェイターじゃん!!」



「何かこそばゆい…」


面白いなぁ、早織。