『カッコいい!! 名前何て言うの!?』 『年、いくつー?』 「清水です。 年齢不詳です」 『年齢不詳なんて おもしろぉーい!!』 清水って言うんだ。 清水くんは適当にお客さんを あしらってテーブルを離れようと 振り向いた瞬間、アタシが 見てたせいで目が合ってしまった。 急いで逸らしたけど… アタシ、何やってんだろう。 変人じゃん。 「はぁー…」 早く雨止んでくれー。