私は大泣きした


酔っている間に河田先生に服を脱がされていたからだ



東君との約束の時間もとっくに過ぎているけど今はそれ所じゃなかった


携帯で連絡を入れようとした時



東君がいた



呆然としていた

「どうしたんだよ?」


といつもより優しい声でいった


何でもないと言おうとしたけど

涙がそれを物語っている
仕方なく理由を言った


声を震わせながら


すると東君は黙って私を抱き締めた


震えていた


「ゴメン。俺が守ってやんなくてごめんな」


申し訳なく思った


だから私は涙が増していった


私がしっかりしなきゃと思った