「美紀チャン、何か食べる?」
「………アイス食べたい」
「買ってくるね!待ってて!」


私は頷く。

………先輩機嫌が良いみたい。
良かった……

自然と肩に力をいれていたのが抜けていく。
………先輩が居ない方が楽。
正直に言うと……
今は一人で居たい。
何も考えずに――――


「はぁぁー………私、岡田の事………」

昨日から岡田ばっかり考えてしまう。
夢にも………
私って――――?