「悪いね、わざわざ呼び出して………岡田」


真奈美と岡田は誰も居ない教室に居た。


「別に……今日練習ないし。………で、何?」


真奈美は深呼吸をした。


「美紀の事好きなんでしょ?」
「……好きじゃない。俺は佐藤だ」


岡田は耳が真っ赤になっているが、顔は無表情。


「………じゃあ、美紀が坂場先輩と付き合っても良いの??」
「…………あぁ」