束縛…… 「……何かあったらすぐ電話して」 「わかった……ありがとう………」 少し、先輩の元に行くのが怖い自分が居る。 「ふぅ………」 校門前で先輩は私に手をふっている。 私は苦笑いして先輩に近付いていった。 「行こっ」 私は頷く。 ………あ、今日……野球部休み?? いつもの野球部が使っている場所がサッカー部の練習場所になっている。 「なんだ……」 「美紀チャン?何か言った?」 「なんにも」