ずっと、約束なんて、信じるほうが馬鹿なんだって思ってた。

だから、信じることはせずに、信じたいって言って逃げてきた。

信じている人間としか約束はしない。

ねぇ、涼也、私は何で涼也を信じれなかったんだろう。

きっと、多分、自分を信じていなかったからだよね?
ごめんね、涼也。本当にごめんなさい。

もうこの手を離さない。

私、約束する。

目が覚めたら三人で色んな所に行こうね。

涼也、約束だよ。