ま、いっか!と、開き直りあたしはちずるのところへむかった
「ちずる!お昼食べに行こう?」
「あ、うん!でもちょっと先生に呼ばれてるから先食べてても大丈夫だよ?どこで食べる?」
ちずるは申し訳なさそうに両手を合わせて眉を潜めた
「そうなんだ、じゃあ屋上で食べてるから待ってるね!」
そう言ってちずるを見送った
そのあと、お弁当を持ち教室を出ようとすると
誰かに後ろから引っ張られる
あたしはパッと振り返るとそこには不機嫌そうな小野崎の姿
「またあんた〜?なんなのよ!ご飯食べに行くんだから邪魔しないでよ」
そう睨むと小野崎は深いため息をついた
「てめ〜な・・またあんた?じゃねえよ!この落書き!どうしてくれんだよ」
そう小野崎が怒りながら見せてきたのがあたしが落書きしたにこちゃんマーク