「・・・・ー」




あれ?





あたしは眉を潜めながら小野崎をじっと見る





「ちょっとちょっと・・・・。あんた何で顔赤くなってんのよ!予想外な反応やめてよね・・・・」





なんて真顔で言うと小野崎はあたしに背をむける





「あー、もう。お前やだ・・・・。いいか、一生話し掛けんなよな!!」





あれ?
なんであたし怒られてるわけ?





あたしはハテナマークを浮かべながら体を前にむきなおし、先生の方を見るとバッチリ目が合ってしまった





「あははは〜」




と笑ってごまかすと先生はニコッと笑う





「風波さんは余裕みたいですね。テストが楽しみですね!じゃ、今日の授業は終り!」






そんな意味のわからない事を言い残し、教室を出ていった