家に着いた私はさっそく机へと向かう。

日記を書くために!!

「ん~と…。何から書こうかな」
書きたいことがいっぱいありすぎて
何から書き始めたらいいのかわからない。




「でも…本当にうれしいな」

まさか村ケンと出かけることができるなんて!!


「でもなぁ…」
麻衣ちゃんも結構本気の顔してたな…。


「村ケンとられたらって…あぁぁぁ!!」

嫌なことが頭を横切る。




「うるせーぞ!!」
そう言って突然部屋にはいってきたのは私の兄だ。


「ごめんごめ~ん」
部屋が隣だか何もかもが筒抜け。

「なんかあったのか?」

目が笑ってる…。



「なんもないよ~!!ほら!!早く出てって!」
私はグイグイとお兄ちゃんを部屋から追い出す。