そんなこんなで、また平凡な毎日を過ごした。まあ少し賑やかな人生になったのかな。誰かさんのせいで・・・

そんなある日、授業が終わり目覚めた僕はいつも通り部活に行った。隣には沙織が相変わらずペチャクチャしゃべりながらついてきていた。

体育教官室について顧問にメニューの確認をしようとした。



顧問がいない

他の先生から

「健次君、今日は仲間先生は風邪で休みなの。仲間先生が今日は部活なしって言ってたわよ。」

あり得ない。あいつが風邪かよ。何か慣れないことをしたのだろうか。ともかく体育教官室をあとにし、そとにいる沙織に言った。

「今日は仲間風邪で休みらしく、部活休みだって。」

「本当に?あり得ないよね。仲間が風邪!?何か慣れないことでもしたのかな?」

今日はどうもあり得ないデイらしい。沙織と僕が同じ思考回路だったとは。。。

「まあとにかく帰るか。仲間いないならどうしようもないしさ。」

そう言って歩きだした。

すると後ろから僕のひじあたりに手出てきた。

「なら今日はデートしない?」