「………………」



何より広い…



職員室は、どこ?



わからない……



やっぱり荻島さんについて来てもらえばよかった。



「……………」


「どうかした?」


「え?」


「困ってるみたいだから。」


「あの…えっと……」


私が、ロッカールームで立ち止まっていると…声を掛けてくれたのは……


綺麗な男の子。


どこかで見たことあるかも…ってゆう印象をうけた。



「あの、職員室を探してて…」


「転校生?」


「はい。」


「この時期に珍しいな…職員室はこっち。ついて来て。」


「はいっ!」



そう言って、さっさと歩いていく男の子…