「にちか…今日のことは明日…父さん達に話そ…」



「うん…」



「何も心配するな。俺が護るから…絶対に……にちかを護る。」



「いっくん?」



「俺が護るから…」



いっくんとはそれっきり…話さなかった。



いっくんは最近よく言う。
私を護るってー



でも、私は護られるだけなんて嫌だ。私だって…みんなをいっくんを護りたい…



だから…あの決断は間違っていないんだ。