「悠弥、気にしてるのよ。永谷くんが投げられなくなったのは自分のせいだって。」


「…事実です。」

「後悔してるの?」


「いいえ。」

後悔はしてない。1ヶ月辛抱すればまた、野球ができるんだから。


「それを言ってあげて。」

「誰に?」


「悠弥によ」

「…わかりました」



これ以上関わると何言われるかわかんねー。

そう思い、結城苓那から離れた。


結城苓那や神風に関わってから、オレがオレでなくなっていく……



オレの中で変化が起きてる…。