「あんた…なんで?なんであたしのことがわかんの?」





「まだないしょ、お前が忘れるまでな」





「忘…れるッて何を?」



「気にすんな、ってか泣けば??誰もいないし、我慢してたんだろ?」





「う...ん」





あたしわ、忘れるために泣き続けた。






泣き止んできたころ後ろを振り返るとまだ雪夜がいた。





壁に寄りかかって



眠ってた………