｢雄大くん髪ちょっと染めた？｣
｢おっ、わかる？｣
｢暗くなってるから｣
しばらくすると私も落ち着き、雄大くんと雑談する。
金髪からツートーン下がった髪色は綺麗に染まっていて。
赤の特攻服が更に映えていた。
｢ゆい、今度文化祭あるねんて？｣
｢あーまだ先やから｣
｢俺らも遊びに行くわっ｣
｢遠慮しとく｣
｢行くって!!!なっ、英寿｣
｢あぁ｣
あぁって…。
二人が来たらうちの学校混乱するし。
出来る事ならば本当に止めてほしい。
｢んだコラァ!!!!｣
突然外から怒鳴り声が聞こえて外を見る。
そこには隊員達が数人の人を囲んでいて。
それに反応した他の隊員達も更にその数人を囲む。
喧嘩？
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