「ゆいーっ、疲れた!!!」


「お疲れ様」






綺麗に巻いた髪は乱れていて、息が荒い。

水を飲みながら向かいのソファーに寝転び、紫織は息を整える。






「紫織さん、なかなか筋がいいですよ」


「まじで?!」


「マジっす」






少しだけ汗をかき、蓮も一人掛けのソファーに座る。

よく考えたらこの二人仲いいやんな。

なんだかんだ絡んでるし。







「なぁ、ゆいと龍くんのも見してっ」


「はい?」


「あ、俺も久しぶりにみたいっす」


「ゆいさん!!!やりましょっ」


「はい?」






腕を掴まれ、今度は私と龍がラグの上に立つ。




あんまりやる気しーひんねんけど。







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