「秀!!」



「…言えんじゃん」




秀くんは私にキスをした



ってか…




「どんだけキスするのさ!!」



「ん~ずっと?亜夢が素直になるまでかな?」



「素直って何!?」



「さぁね?」




秀くんは立ち上がった




「さて、報告しにいきますか」



「誰に?」



「顧問の美香先生」



「何言うの!?」




私も立ち上がって聞いた




「任務完了」



「えっ?」



「ちゃんとカレカノになりましたってこと」




「ふ~ん」



「よし行くぞ!!」




秀くんは手を差し出してきた



私はその手をつかみ秀くんと一緒に教室を出た