教室に入ると、愛梨が挨拶してきた




「亜夢、おはよう」



「…おはよう」



「どうしたの?」




愛梨が私の顔を覗きこんできた




「え?っちょ、どうして泣いてるの!?」




私は涙が止まらなくなっていた




「あ、愛梨~」



「と、とりあえず…保健室行こっ」




愛梨は私を支えて保健室まで連れてってくれた




「失礼します…あれ?先生いないみたい」




私達はベットに座った。




「で?何があった?」



「えっと…」



「ん?」



愛梨の優しさが心にしみた…




「あのね?分からないの…」



「何が?」



「どうしてこんなに悲しいのか…」



「えっ?」