急いで家に帰ると玄関に見たことのない、男物の靴があった




「ただいま~」




するとお母さんがバタバタとリビングから出てきた




「亜夢~優くん来てるよ~」



「牧原…優介?」



「もちろんよ!!ほら、早く着替えてらっしゃい!!」



「うん…」




牧原優介-マキハラ ユウスケ-通称優くん私と同じ高校2年



彼は私のいとこであり私の初恋の人



着替えてが終わってリビングに行く




「亜夢遅い!!」



「亜夢、久しぶり」



「優くん…久しぶり」




2年ぶりにあったが、優くんはまた一段とかっこよくなっていた




「おばさん、亜夢ってまた髪伸びた?」



「まぁ2年前と比べるとのびてるわね?」



「おばさん、少し2人で話したいんですけど…いいですか?」



「あぁそうね?じゃあ亜夢、ご飯は先に食べたから。亜夢のは冷蔵庫にあるからね?」



「うん、分かった」




お母さんはリビングから出て行った