「関原!!」




先生が出て行った後、秀くんは私を抱きしめた




「ごめん…俺がもっと早く来ていれば…」



「…ぁりがとう」



「関原…」




秀くんは自分の制服を脱いで私にかけてくれた




「絶対に許さねぇ!!チクってやる!!」



「やめて!!みんなに知られたくない!!」



「関原…まぁ言っても信じてもらえないか…写真撮っておけば良かった~」



「写真!!」



「どうした?」



「先生のカメラに写真が…」




すると秀くんは辺りを見渡した



「あ、カメラってこれ?」




近くにあったカメラを私に見せた



私は中身を見た



そこには確かに…私の下着姿があった



すると秀くんはカメラを私から奪った




「ダメ!!見ないで!!」




しかし秀くんは見るどころか、フィルムを抜き取って近くにあったハサミで切り裂いた



「秀くん…」



「これで平気だろう?」



「ありがとう」