私は悪いと思いながら、美香先生について行った


美香先生は普段使われていない教室に入っていった


少し開いていたドアから中を覗いた




「美香先生、ちゃんと関原を帰らせましたか?」



「えぇ多分ね」



「多分じゃ困りますよ~あ、アレはもうできましたか?」



「今、保健室で作ってるわよ」



「じゃあ今回の手順です」




そう言って秀君は美香先生に紙を渡した




「ありがとう。じゃあ見ておくわね?」



「はい。お願いします」



「でも、亜夢ちゃんかぁ相手は誰にするの?あの大和撫子よ?」



「もちろん、俺ですよ?」



「えっ!?なんでトップのあなたなのよ?」



「それは、」




言いかけた途端、私の携帯が鳴った




「やっば!!」




私は急いでその場を去った