シチローと羽毛田がオセロに興じている間に、残りの5人は武器庫への侵入を試みていた。




「見張りとか居ないんですね…これなら上手くいくかも♪」



シチロー
「しまった!『角』取られた!」



羽毛田
「ハッハッハ♪
甘い~甘い♪」



羽毛田は、武器庫の異常に全く気付いていなかった。



5人は、案外簡単に武器庫の扉の前までたどり着いた。



しかし、そう何もかも簡単にはいかない。
てぃーだは武器庫の扉を見て、やはりそうかという顔で無線を口に近づけた。



『シチロー!電子ロックがかかっているわ…暗証番号を聞き出してよ!』



シチロー
「了解!」



羽毛田
「ん?何が了解なんだ?」



シチロー
「あ…いや、何でもない……ところで、羽毛田…帰りに『ナンバーズ』買っていこうと思ってるんだけど…お前、好きな番号とかある?」



羽毛田
「俺かぁ♪俺なら、『フサフサ(2323)』だな♪」



てぃーだ
「『2323』よ!コブちゃん…」



ガチャ!



子豚
「開いたわ♪」