【この会社って…ー16】
笑うとシワシワが出来て
見てる方としても
とても面白い。
それとは別だが、
礼子は不思議と
ヨネさんを
気に入っていた。
この落ち着いた空間……
何でも
見通してるような目……
誰とも平等に気楽に
話せる雰囲気…
全てが礼子にとって
当てはまるタイプである
「おばあちゃん
肩でも揉もうか?」
礼子はそう言うが
流石にそれは悪いと思い
ヨネさんは拒否した。
「レディーに向かって
失礼な。
まだまだ
若いと言ってるだろう?
おばあちゃん扱い
せんといでくれやね」
相変わらず
若く見せようと
いうのか?
そんなとこが
なんとなくカワイイ。
それでもヨネは
よいしょと向こうを
振り向き、
肩を差し出す。
言ってる事と
やってる事が矛盾だ。
礼子は「あいよ」と
言うと、
指をわきわきと
準備運動させながら
ヨネさんの肩に
手を置いた。
「あ~~~効く~~」
やはり
ああ言ってても
マッサージは
好きなようだ。
するとそこに
外出先から戻った課長が
2人の前を通りかかった
笑うとシワシワが出来て
見てる方としても
とても面白い。
それとは別だが、
礼子は不思議と
ヨネさんを
気に入っていた。
この落ち着いた空間……
何でも
見通してるような目……
誰とも平等に気楽に
話せる雰囲気…
全てが礼子にとって
当てはまるタイプである
「おばあちゃん
肩でも揉もうか?」
礼子はそう言うが
流石にそれは悪いと思い
ヨネさんは拒否した。
「レディーに向かって
失礼な。
まだまだ
若いと言ってるだろう?
おばあちゃん扱い
せんといでくれやね」
相変わらず
若く見せようと
いうのか?
そんなとこが
なんとなくカワイイ。
それでもヨネは
よいしょと向こうを
振り向き、
肩を差し出す。
言ってる事と
やってる事が矛盾だ。
礼子は「あいよ」と
言うと、
指をわきわきと
準備運動させながら
ヨネさんの肩に
手を置いた。
「あ~~~効く~~」
やはり
ああ言ってても
マッサージは
好きなようだ。
するとそこに
外出先から戻った課長が
2人の前を通りかかった