【この会社って…ー7】
さっき言ってきた
この霊のある事…
それが会社の謎か。
「ここからはアタイが
話す事じゃないから
頼んだよ…」
サキは三山に
バトンタッチをして
話すよう勧めた。
「礼子さん。
この会社は経営的には
何ら問題はありません。
社員もまともです。
ただ…ここの経営者に
問題があります」
経営者と言うと…
社長!!!
「あのタヌキ!!?
やっぱりヒスブルと
できてたのね!!」
またアホな事言ってると
オッサンは頭を抱えるが
三山は冷静に話を続ける
「今の社長じゃ
ありません。
もっとずっと前の…」
三山が死んだのは
約十年前の出来事。
つまりはその時の社長が
三山の死の原因。
「騙された私が
悪いんです。
だから霊になって
仕返しなんて
考えませんし、
生き返るつもりも
ありません。
ただ…」
三山は遠い目をした…
「ただ…この会社で…
こんな事が起こったのが
悲しいですよ…」
どうやら三山は会社を
大事にしており、
それは言わずと
みんなの心に伝わった。
それを聞いて礼子は
ホロリと涙を流した。
「うっう…」
「礼子君…」
それを見たオッサンは
気持ちをくみ、
礼子の肩をポンとやる。
しかし…
「ドラマばらちん
録画予約し忘れた…」
と言って泣いている。
「礼子君
君ってやつは!!」
そりゃオッサン
そう突っ込むわ
さっき言ってきた
この霊のある事…
それが会社の謎か。
「ここからはアタイが
話す事じゃないから
頼んだよ…」
サキは三山に
バトンタッチをして
話すよう勧めた。
「礼子さん。
この会社は経営的には
何ら問題はありません。
社員もまともです。
ただ…ここの経営者に
問題があります」
経営者と言うと…
社長!!!
「あのタヌキ!!?
やっぱりヒスブルと
できてたのね!!」
またアホな事言ってると
オッサンは頭を抱えるが
三山は冷静に話を続ける
「今の社長じゃ
ありません。
もっとずっと前の…」
三山が死んだのは
約十年前の出来事。
つまりはその時の社長が
三山の死の原因。
「騙された私が
悪いんです。
だから霊になって
仕返しなんて
考えませんし、
生き返るつもりも
ありません。
ただ…」
三山は遠い目をした…
「ただ…この会社で…
こんな事が起こったのが
悲しいですよ…」
どうやら三山は会社を
大事にしており、
それは言わずと
みんなの心に伝わった。
それを聞いて礼子は
ホロリと涙を流した。
「うっう…」
「礼子君…」
それを見たオッサンは
気持ちをくみ、
礼子の肩をポンとやる。
しかし…
「ドラマばらちん
録画予約し忘れた…」
と言って泣いている。
「礼子君
君ってやつは!!」
そりゃオッサン
そう突っ込むわ