あたしはさっき聞いてしまったことや
先輩と付き合っていることを話した。


話しているうちに涙がこみあげてきて
話がときれとぎれになっちゃっても
なぜだかその人はずっと聞いていてくれた。



一通り話すとその人があたしの腕をひいて
バスケ部の部室の前まで戻ってきた。



まだ中で先輩たちの話し声が聞こえた
あたしはうつむいたままでいると


いきなり彼が部室のドアを蹴り飛ばした。

突然であたしはビクッとした

中でも先輩たちがびっくりしてこっちをみた



「おい。部長ってどいつだ」


先輩たちの視線が部長に集まる
それをみると彼は
部長のむなぐらをつかんで1発殴ると
大声で


「てめえ今度俺の女に手ぇだしたら
ただじゃおかねえぞ?」



そういうとあたしの腕を引っ張って
部室を出た


出るときにチラッと先輩を見ると
鼻血をだしてうずくまっていた

ざまーみろだっ