いつもはアタシがエロバカ誠二を叱り飛ばしてばかりだから、形勢逆転なこの空気は非常にマズイ…。


怖ず怖ずと柱から身を乗り出すアタシ。



『ナツ、こっち来い。』


ヤベエっ!怒られるっ!
久しぶり過ぎるぐらいに怒られるよぅ…ブルブル。



「はい…ごめんなさい。もうしません。許して下さい。許せコラ。」


『……最後がおかしいだろ。』



チッ!
誠二に怒られるなんて、居心地が悪い。全然面白くない。